機能性オイル
ウチワサボテンの果実
チュニジアには乾燥地由来の機能性植物が多く生育している。高ポリフェノールを有するオリーブの他にも、ウチワサボテン、デーツ(なつめやし)、ザクロなど、高機能性を有する植物がリストアップされている。
なかでもウチワサボテンオイルはカクタスシードオイルとも呼ばれ、その名の通りサボテン科の植物の果実の中の種を搾ったもの。1.2トンの果実からとれる35~40キロの種からわずか約1リットルしか絞ることのできない非常に希少なオイルである。デーツオイルについても、400~500kgのデーツの種から約1リットルしか搾ることができない。
提携先企業
ハービオテック・アロマ社(Herbiotech Aroma S.A.)
Jica BOP事業、JETROアフリカビジネス実証事業を通してパートナー企業となる。
2011年12月会社設立、2013年2月から本格的に事業を開始。
30代経営陣によるベンチャー企業で地方の若者や女性を積極的に雇用し、技術トレーニングを行っている。Social Impactは大きく、今後大きな成長が期待される。
取扱い商品
- オーガニックシードオイル(ブラッククミンシードオイル、マスティックツリーオイル、アマニオイル、ホホバオイル等)
- オーガニックエッセンシャルオイル(ローズマリー、ネロリ等)
自社農園や契約農家で畑から製造まで自社で管理するため品質は高く安定している。また有機JASを始めとしてEcocert、USDAなど各種オーガニック認証を有する。日本の他に、米国、カナダ、ドイツ、英国、フランス等ヨーロッパ7ヵ国に販売実績をもつ。
カルタゴ・ボタニカル社(Carthage Botanicals)
取扱い商品
- オーガニックオイル(ウチワサボテンオイル、マスティックツリーオイル等)
- オーガニックエッセンシャルオイル(ローズマリー、サイプレス、ユーカリ、マートル等)
国有林や森に自生している原料を地元の女性たちを雇用して採取から製造までをチーム体制で行う。女性たちに雇用の機会を提供するだけでなく、子どもたちへの教育環境を整えるなど、Social Impactは大きい。日本の他に、ドイツ、フランス等に販売実績をもつ。